生活の質も変化する顔面神経痛
顔に異常がみられてくる

顔の神経が麻痺して、動きがおかしくなるのが顔面神経痛です。実は正確な名称ではありません。正確な名称は三叉神経痛ということであり、それが顔面に現れている症状と言えます。顔面神経痛の場合は痛みが伴う場合がありますが、実は顔面神経自体には痛覚がありません。ここが大きなポイントです。痛みを感じられるのは三叉神経の方であり、正確には三叉神経痛ということになっていくわけです。
大事なポイントは顔の片側に症状が現れ、表情筋を動かすことが非常に困難となります。筋肉の動きが悪くなり、笑顔を作ろうと思っても片側だけが動かないといったことが起こるのです。例えば口角が上がらない、眉があげられないなど、表情に異常を感じられる状態が続きます。
当然のことながら自覚症状もありますが、何よりもほかの人が見て異常を感じるわけです。そうなると生活の質は一気に変化し、自分でも辛い毎日を送らなければいけません。
うまく動かないということは目を閉じられないような状態や、飲食物が口から漏れてしまうようなことも起こります。それも自分で意識して上手くできないのです。水も満足飲めないような状態が出来上がり、味覚障害が出てくるケースも少なくありません。特に甘みや塩味を感じることが難しくなり、全体にぼやけた状態が出来上がります。
顔面神経と共に聴覚にも異常な感じを覚えるようになると、かなり重篤な症状です。大きな音が常に響いているな状態で、顔面神経の異常とともに常に音が襲ってきます。生活も大きな影響を与えることになるためどこかで改善する道を模索しますが、なかなか分からないことも多いのです。
2週間がカギ

顔面神経痛の原因はさまざまな問題が書かれています。重要なのは症状が現れてから2週間以内に手術を開始することでしょう。この時期に鍼灸でのアプローチをスタートさせると、後遺症が残りにくいと言われています。これは薬物療法と並行して行うことも可能であり、できるだけ早い段階から始めていかなければいけません。
鍼灸によってツボへ刺激を与えることで、血行循環をよくして神経の炎症を抑えることも重要です。神経に対しての炎症が大きな問題となりますが、隠れた部分にも刺激を与えることができるのが鍼灸のメリットになるでしょう。競争部分に近いところだけが神経ではありません。隠れた部分に問題がある場合でも鍼灸ならアプローチできるため、顔面神経痛に悩まれている方はできるだけ早く館林のたまい鍼灸院にご相談ください。

