眼精疲労にも鍼灸は使えるのか
眼精疲労とは
普段から目を使う仕事をしていると、目の疲れを感じる瞬間があるでしょう。最近ではパソコンの画面を見るような場面が増え、目の疲れというのは誰でも感じるようになりました。これはパソコンだけでなくスマホやタブレットでも同じようなことが言えます。
目の痛みやかすみ、まぶしさなどを訴えるようになる症状を眼精疲労と呼びます。非常に広義な呼び方でありますが、いろいろな状態を含めて疲れが出てきている状態と言えるでしょう。この状態も、鍼灸で対応できます。鍼や灸を使って面に対してどのようにアプローチするのか、気になりませんか?
なぜ起こるのか
眼精疲労の原因は、目の周囲にある筋肉の疲労です。目は均等を調節するために筋肉を使っています。網様体筋が司っていますが、使い続けていると疲労がたまり簡単に回復できない状態になるのです。そうそう休息や睡眠をとっても充分に回復できなくなった状態こそ、眼精疲労と呼ばれます。
眼精疲労が抱える問題は、焦点が合いにくく見にくいだけではありません。自律神経によって支配されている毛様体筋は、全身に対して影響を与えてしまうからです。だんだんと体の疲れも抜けにくくなり、メンタル的にも落ちる状態につながります。どこかで断ち切る必要もありますし、毛様体筋のケアに努めなければいけません。
鍼灸を使う大事なポイントが見えてきました。
鍼灸と眼精疲労のケア
眼精疲労のケアのために、鍼灸の施術が役に立つのは、筋肉のこわばりを緩和させる能力があるからです。筋肉の緊張を緩めるとともに、血行を回復させることで、毛様体筋に対して、充分な栄養や酸素を送り込めるようになります。さらに疲労物質を回収しケアできるようになるため、血行の回復が大きなポイントになるのです。
これだけではありません。鍼灸がもたらすリラックス効果が重要になります。自律神経にアプローチし、バランスを整えることができるからです。自律神経に対する影響も眼精疲労の多筋なポイントとなるため、鍼灸の施術で全身に対するケアにもつながります。
ですが、目の周囲に鍼を打つようなことは怖いと思いませんか?館林のたまい鍼灸院で使う鍼は非常に細く、痛みを感じるようなものではありません。刺さったことはわかっても、痛みはほぼないため、顔に打つときも安心です。
お灸に関しても、熱いと感じるようなものではなく、リラックスできる温かさが特徴。どちらも目の周囲や顔、首に使っても「怖い」ような思いはしないものですので、安心してください。