傷をつけることが美容につながる!?鍼灸の不思議な関係

鍼を刺すのが美容?

美容のためにお肌を大切にする。女性であれば、本当に基本中の基本ですよね。美容のために鍼灸を利用される方が増えておりますが、肌に異物を刺すというのは、ちょっと逆の発想だと感じませんか?
実はここに鍼灸の不思議なポイントが隠れています。美容につながる刺激という部分でも大事なところになっていくため、なぜ鍼を使うのがいいのかを紐解いていきましょう。
きっとそうなんだ!って思いますよ。

美容鍼灸の傷と美しさ

肌に傷をつけて美しくなれる。信じられる話ではないですよね。当然のことです。傷をつけないように、日々過ごしているのですから、なんだそれ?ってなります。
鍼では、非常に細い鍼を使いますが、肌に刺すわけです。なんだか痛そうに感じますが、痛みはほとんど感じません。これは痛点と呼ばれる痛みを感じる細胞を避けられるほどの太さしかない鍼を使うからです。刺さったという感じはあっても、ほとんどわからないものですから安心してください。
ですが、肌に刺さる段階で傷がつきます。これがとても重要です。
この微細な傷でも、人間の体は反応します。何とか治さなきゃ!そう働き始めるわけです。これを自己治癒力と呼びます。人間の体の大事な作用で、傷を治すというプロセスが働くと考えればわかりやすいでしょう。鍼灸の施術とは、この自己治癒力を利用することにあるのです。

自己治癒力と新陳代謝

鍼を刺した場所では、新陳代謝が活発化していきます。治さなければいけないのですから当然ですが、意識しないレベルでどんどん変わっていくのです。
この時に、肌の張りや弾力を保つコラーゲンやエラスチンなども生成されていきます。化粧品などを使わないでも、自分の体の中で作り上げていくわけです。肌の再生能力を高めると同時に、美しい肌の生成にもつなげていけます。

鍼の傷など、本当に微細なもので、影響するとは思えないかもしれません。ですが、人間の体にとっては、微細な物でも影響が出るものだということです。それほど体の仕組みは複雑で繊細なものだと考えてもらえればいいでしょう。

不思議なものではありますが、論理的な作用を持っているともいえるのがお分かりになるでしょうか。謎の効果を発揮するのは、東洋医学ではありません。

館林のたまい鍼灸院では、痛みをほぼ感じない鍼灸を使っています。美容にメリットがある手法がさまざまありますので、お肌のお悩みを抱えているときには、まずはご相談ください。